当事務所の解決事例

2026.08.13

【No.364】完治した40代兼業主婦の女性について、賠償金45万円の増額に成功した事例

相談者:女性Kさん(40代)
職業:兼業主婦
傷害の内容:頚椎捻挫等

項目名 ご依頼前 ご依頼後
治療費 350,000円 350,000円
通院費 10,000円 13,000円
文書料 0円 2,000円
休業損害 0円 317,353円
入通院慰謝料 450,000円 800,000円
過失相殺(15%) 0円 -222,353円
合計 810,000円 1,260,000円

 

背景

40代兼業主婦の女性Kさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行していたところ、Kさんから見て右側の路外の駐車場から、右折して公道に進入しようとしてきた普通乗用自動車に衝突される、という事故に遭いました。

Kさんは、事故の9日後に受診した整形外科で、頚椎捻挫等の診断を受けました。

Kさんは、接骨院をメインに約50回、半年弱に渡って通院し、完治しました。

弁護士の関わり

治療を終了し、相手損保から示談提案を受けた時点でご依頼いただきました。

依頼後の、示談交渉段階での相手損保の提案は、既払い金を除いて約89万円を支払う、というものであり、事前提示から約43万円増額した金額でした。

当方としては、これを不服として、交通事故紛争処理センターへの申立を行いました。

紛争処理センターではKさんの過失が考慮されたため、依頼後の示談交渉段階からはそれほど増額されませんでしたが、約91万円の支払いを受ける内容のあっせん案が示され、このあっせん案で和解となりました。

所感

Kさんのケースでは、事前提案の段階では、Kさんの過失は考慮されていませんでした。

損保の示談提案において、本来過失相殺がされるべきであるのに過失相殺がされていない場合、一見被害者に有利な提案がされているように見えますが、慰謝料等の金額が低いので、結局は提示される金額は低いものとなります。

交通事故紛争処理センター等の手続にもっていった場合には、事故状況に応じて被害者側に過失相殺もされる反面、慰謝料等の基準も裁判を行った場合の基準となるため、過失相殺無しの損保の事前提示額よりも金額としては大きくなる可能性が高いです。

相手損保から受けた示談提案が、過失相殺がされておらず被害者側に有利に見えるという方は、当事務所にご相談ください。