当事務所の解決事例

2018.10.07

【No.060】14級9号認定の40代自営業の女性について、賠償金222万円の獲得に成功した事例

相談者:女性Tさん(40代)
職業:自営業
後遺障害の内容:14等級9号

項目名 獲得金額
治療費 730,000円
入通院慰謝料 1,060,000円
休業損害 1,590,000円
後遺障害慰謝料 990,000円
後遺障害逸失利益 670,000円
過失相殺(10%) -500,000円
合計 4,560,000円

 

背景

40代自営業の女性Tさんは、自動車を運転して信号機のない交差点にさしかかったところ、交差道路から一旦停止を無視して進入してきた自動車と衝突する事故にあいました。Tさんは、この事故により、頚椎捻挫、腰椎捻挫といった怪我を負い、整形外科に約11ヶ月間通院した後、症状固定となりました。

弁護士の関わり

症状固定となった後もかなり症状があったことから、ご自身で、相手保険会社をとおした事前認定という方法で後遺障害の申請をおこないましたが、結果は非該当というものでした。
症状がかなりある中で納得がいかなかったことから、保険代理店の方を通じて当事務所をご紹介いただき、事故から約1年余りが経過した時点で当事務所にご依頼をいただきました。

まずは、当事務所をとおして、被害者請求の方法で後遺障害に対する異議申立をおこなったところ、14等級9号の認定を得ることができました。

この後遺障害等級を前提として相手保険会社と交渉し、裁判をおこなった場合に近い金額で示談することができました。

所感

Tさんのケースでは、依頼前の後遺障害は非該当でしたが、依頼後に異議申立をおこなうことで、14級9号の認定を得ることができ、この後遺障害を前提とした賠償金を得ることができました。

当事務所の経験上、後遺障害申請は1回目の異議申立が勝負、という感覚があり、初回認定が非該当であっても、異議申立をおこなうことで認定を得られるケースはままあります。

後遺障害の事前認定結果が非該当であったという方も、是非、弁護士にご相談ください。