当事務所の解決事例

2023.12.26

【No.233】完治した50代兼業主婦の女性について、賠償金100万円の獲得に成功した事例

相談者:女性Kさん
職業:兼業主婦
傷害の内容:外傷性頚部腰部症候群

項目 獲得金額
治療費 340,000円
通院交通費 2,000円
休業損害 410,000円
傷害慰謝料 588,000円
合計 1,340,000円

 

背景

50代兼業主婦の女性Kさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行中、渋滞に差し掛かり、前方の車両が止まったのに合わせて自車も止めようとしたところ、後方から走行してきた普通乗用自動車に衝突される事故に遭いました。

Kさんは、事故当日に受診した整形外科で外傷性頚部腰部症候群の診断を受けました。その後、整形外科と接骨院に約3か月間に渡って通院し、完治しました。

弁護士の関わり

治療終了した段階で、ご依頼いただきました。

依頼後、すぐに示談交渉を開始し、ご依頼から2カ月ほどで、慰謝料については裁判を行った場合の約96%の金額、主婦としての休業損害についても、3カ月弱程度、50%家事労働に支障があったことを前提にした金額で、示談することができました。

所感

Kさんのケースでは、治療期間はそれほど長期にわたりませんでしたが、相当金額の主婦休損が示談案において計上されたことから、賠償金の手取り金額が3桁に乗る金額となりました。

お仕事をされていても、配偶者や子、親御さんなど、自分以外の方のために家事をしておられた方については、兼業主婦、として、主婦としての休業損害を請求することができます。

ただ、年収が400万円を超えてくるような方の場合は、兼業主婦とは言えない、として、主婦としての休業損害は認められない場合が多いです。

Kさんのケースでは、年収は400万円をはるかに超えて相当に高額であったものの、一応、主婦としての休業損害を請求したところ、想定外に高額の主婦休損の支払いを得ることができました。

事故に遭われた兼業主婦の方は、当事務所にご相談ください。