当事務所の解決事例

2016.04.05

【No.018】14等級認定の50代会社員の女性について賠償金約245万円の獲得に成功した事例

相談者:女性Aさん(50代)
職業:会社員
後遺障害の内容:頚椎捻挫(むちうち)、腰部捻挫
後遺障害等級:14級9号

項目名 獲得金額
治療費 700,000円
通院交通費 2,000円
入通院慰謝料 750,000円
休業損害 70,000円
後遺障害慰謝料 990,000円
後遺障害逸失利益 600,000円
合計 3,112,000

 

背景

会社員のAさんは、自動車を運転していて、反対車線を前方から走行してきてセンターラインを割ってきた相手車両と衝突し、外傷性頸部症候群、いわゆるムチ打ちの怪我を負いました。入院はしなかったものの、整形外科と接骨院に約5カ月判間通院しました。
なお、車両の修理費用が約68万円にのぼる比較的大きな事故でした

弁護士の関わり

保険会社との交渉に不安があるということで、事故の直後からご依頼をいただき、後遺障害申請からその後の示談交渉まで一貫してお付き合いをさせていただきました。

当事務所と連携している後遺障害専門家を通じて、相手方の保険会社を通さない、被害者請求という方法による後遺障害申請をおこないました。1回目の認定結果は残念ながら非該当という結果だったのですが、異議申立により後遺障害14等級9号の認定を得ることができました。そのうえで、相手方保険会社と交渉をおこない、裁判をした場合に近い金額の賠償金を獲得することができました。

所感

Aさんのケースでは、1回目の後遺障害認定結果は残念ながら非該当というものでした。異議申立の結果、14等級9号の後遺障害を得ることができました。
近年特に、1回目の認定では認定が厳しくなってきています。1回目の認定が非該当で、異議申立により、等級を得られる場合が多くなってきています。

後遺障害の申請をおこない、1回目の認定が非該当であった場合でも、あきらめずに、是非弁護士にご相談ください。