当事務所の解決事例

2025.12.26

【No.327】完治した30代兼業主婦の女性について、賠償金13万円の増額に成功した事例

相談者:女性Tさん(30代)
職業:兼業主婦
傷害の内容:頚椎捻挫等

項目名 ご依頼前 ご依頼後
治療費 40,000円 40,000円
通院費 4,000円 5,000円
入通院慰謝料 410,000円 509,000円
休業損害 0円 160,000円
過失相殺(-50%) -227,000円 -357,000円
合計 227,000円 357,000円

 

背景

30代兼業主婦の女性Tさんは、自転車に乗って公道を走行し、信号機で交通整理のされた交差点に至り青信号で直進進行しようとしたところ、Tさんから見て右側から、同じく直進進行してきた自転車と衝突する事故に遭いました。なお、この交差点の信号機は、歩車分離式で、Tさんも相手方も、青信号で交差点に進入しました。

Tさんは、事故当日に受診した病院の整形外科で、頚椎捻挫の診断を受けました。

その後、Tさんは、整形外科クリニックに2回、接骨院に72回、約3カ月間に渡って通院し、完治しました。

弁護士の関わり

治療を終了し、相手損保から示談提案を受けた時点でご依頼いただきました。

ご依頼後すぐ示談交渉を開始し、ご依頼から3カ月ほどで、依頼前の示談提案から約13万円増額させた額で示談することができました。

所感

Tさんのケースは、Tさんの側にも50%の過失が生ずる事故でしたし、後遺症も残さず完治しており、賠償額がそれほど大きくなる要素はありませんでした。

被害者側の過失が大きい事故であっても、相手方の過失割合に応じて、慰謝料や休業損害は請求することができます。

Tさんのケースでも、3カ月ほどで、約13万円、賠償額の増額を図ることができました。

事故に遭われて怪我をされた方は、自分の過失が大きくなるような場合であっても、一度、当事務所にご相談ください。