当事務所の解決事例
2025.11.27
【No.322】14級9号認定の40代兼業主婦の女性について、賠償金324万円の増額に成功した事例
相談者:女性Mさん(40代)
職業:兼業主婦
後遺障害の内容:14級9号
| 項目名 | ご依頼前 | ご依頼後 |
|---|---|---|
| 治療費 | 1,700,000円 | 1,710,000円 |
| 通院交通費 | 10,000円 | 10,000円 |
| 諸雑費 | 88,000円 | 120,000円 |
| 診断書料 | 0円 | 10,000円 |
| 休業損害 | 328,857円 | 330,000円 |
| 傷害慰謝料 | 1,816,000円 | 2,440,000円 |
| 後遺障害逸失利益 | 0円 | 280,000円 |
| 後遺障害慰謝料 | 0円 | 1,100,000円 |
| 過失相殺 | -1,182,857円 | 0円 |
| 合計 | 2,760,000円 |
背景
40代兼業主婦の女性Mさんは、信号機で交通整理のされた交差点の横断歩道を歩いて渡っているときに、対向方向から右折してきた普通乗用自動車と衝突する、という事故に遭いました。
Mさんは、事故当日に受診した総合病院で、大腿骨や鎖骨、腓骨等、多数の骨折の診断を受けました。
Mさんは、3年弱の治療期間において、累計80日間に渡って入院した外、12回通院し、症状固定となりました。
弁護士の関わり
後遺障害診断書を書いてもらい、相手損保に提出した、という段階で、当事務所にご依頼いただきました。その時点では、既に約105万円の支払いを受けるという示談提案を受けていました。
初回の認定結果は非該当であったものの、異議申立を行うことで、14級9号が認定されました。
認定された等級を前提に示談交渉を行い、事前提示額から約324万円増額させた金額で示談することができました。
所感
Mさんのケースでは、異議申立によって、後遺障害の認定を受けることができました。
一番下の14級の後遺障害であっても、認定の有無により賠償金額は200~300万円程度変わってきます。
Mさんのケースでも、後遺障害の認定を受けたことで、示談金額は、弁護士介入前の約105万円から、約430万円へと、4倍になりました。
事故に遭われて怪我をされ、長期間通院したにもかかわらず痛みが残っている、という方は、一度、当事務所にご相談ください。


