当事務所の解決事例

2025.06.12

【No.307】完治した40代法人職員の男性について、賠償金196万円の獲得に成功した事例

相談者:男性Sさん
職業:会社員
傷害の内容:左脛骨近位端骨折

項目 獲得金額
治療費 840,000円
入院雑費 80,000円
通院交通費 10,000円
通院交通費(家族) 60,000円
雑費 50,000円
入通院慰謝料 1,260,000円
休業損害 570,000円
合計 2,870,000円

 

背景

40代法人職員の男性Sさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行し、信号機で交通整理のされた交差点に至って青信号で進行しようとしたところ、左側から、赤信号を無視して交差点内に進入してきた普通乗用自動車に衝突される、という事故に遭いました。

Sさんは、救急搬送された総合病院で、左脛骨近位端骨折の診断を受けました。

Sさんは、転院も経ながら、総合病院に2カ月近くに渡って入院し、退院後は経過観察のため1回だけ通院して、完治しました。

弁護士の関わり

退院直後の時点でご依頼いただきました。

最後の通院を終えられたという連絡を受けて示談交渉を開始し、最後の通院から4カ月ほどの期間を要して、総額約196万円の支払いを受ける内容で示談することができました。

所感

Sさんのケースでは、治療期間は4カ月弱とそれほど長いわけではなく、後遺症も残さず完治しましたが、賠償額は200万円近くとかなり高額になりました。

この点、裁判所の基準では、むち打ち等他覚所見の無い場合より骨折等他覚所見のある場合の方が、慰謝料金額は高額になります。かつ、通院のみの場合と比較して、入院された場合の方が、慰謝料金額は高額となります。

事故に遭われて骨折され、入院もされた、という方は、弁護士の介入によって賠償額が大きく増額できる可能性が高いと言えますので、一度、当事務所にご相談ください。