当事務所の解決事例

2025.06.12

【No.306】完治した40代会社員の男性について、賠償金150万円の獲得に成功した事例

相談者:男性Yさん
職業:会社員
傷害の内容:外傷性頚部症候群

項目 獲得金額
治療費 720,000円
入通院慰謝料 1,030,000円
休業損害 470,000円
合計 2,220,000円

 

背景

40代会社員の男性Yさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行し、横断歩道を歩行者が渡っていたことから横断歩道前で停車していたところ、後方から走行してきた普通乗用自動車に衝突される、という事故に遭いました。

Yさんは、事故当日に受診した総合病院の整形外科で、外傷性頚部症候群の診断を受けました。

Yさんは、整形外科医院に約10カ月間通院し、完治しました。

弁護士の関わり

事故から20日ほど経過した時点でご依頼いただきました。

通院期間はある程度長引いたものの、完治されたと連絡を受け、後遺障害申請は行わずに示談交渉を開始しました。

最終通院日から2カ月ほどで、治療期間中に弊所を通じて請求し支払われた休業損害も含め、約150万円の支払いを受ける内容で示談することができました。

所感

Yさんのケースでは、治療期間中に、休業補償を受け取っていました。

この点、治療期間中に休業補償を受け取ったとしても、受け取った額が休業補償の全てであると認めることにはなりません。

Yさんのケースでも、治療期間中に受け取った休業補償の金額は40万円でしたが、最終示談の段階では、当方の考え方に基づき約47万円で休業補償額を算定して全体の賠償額に計上し、その賠償額を基礎として示談することができました。

事故に遭われてお仕事を休まれ、休業補償の支払いを受けながら治療を続けていきたい、という方は、当事務所にご相談ください。