当事務所の解決事例
2025.05.19
【No.302】完治した30代兼業主婦の女性について、賠償金126万円の獲得に成功した事例
相談者:女性Sさん
職業:兼業主婦
傷害の内容:頚椎捻挫、腰椎捻挫
項目 | 獲得金額 |
---|---|
治療費 | 270,000円 |
通院交通費 | 10,000円 |
入通院慰謝料 | 600,000円 |
休業損害 | 650,000円 |
合計 | 1,530,000円 |
背景
30代兼業主婦の女性Sさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行していました。そうしたところ、Sさんの車両の前方を走行していた車両が、右折のため停車したことから、Sさんも自車を停車させたところ、後方から走行してきた普通貨物自動車に衝突される、という事故に遭いました。
Sさんは、事故当日に受診した総合病院の整形外科で、頚椎捻挫、腰椎捻挫の診断を受けました。その後、Sさんは、整形外科と接骨院に4カ月弱に渡って通院し、完治しました。
弁護士の関わり
事故の約2カ月半後の段階でご依頼いただきました。
完治されたということで示談交渉を開始し、交渉開始から1カ月ほどで、示談に至ることができました。
所感
Sさんの年収は、女性の平均賃金をちょうど超えるくらいの金額でした。
お仕事をしている場合でも、同時に、自分以外の方のために家事をしておられた方については、「兼業主婦」として、主婦としての休業損害を請求することができます。
ただ、年収が女性の平均賃金を大きく超えて高額となる場合には、兼業主婦とは認められず、主婦としての休業損害の支払を受けられない場合もあります。
Sさんのケースでは、Sさんの年収は女性の平均賃金を上回ってはいましたが、主婦としての休業損害の支払いを受けることができました。
事故に遭われてお怪我をされた兼業主婦の方は、是非、当事務所にご相談ください。