当事務所の解決事例
2024.09.19
【No.271】完治した50代会社員の男性について、賠償金27万円の増額に成功した事例
相談者:Wさん
職業:会社員
傷害の内容:左手関節捻挫等
項目名 | 依頼前 | 依頼後 |
---|---|---|
治療費 | 470,000円 | 470,000円 |
入通院慰謝料 | 730,000円 | 1,000,000円 |
合計 | 1,200,000 | 1,470,000円 |
背景
50代会社員の男性Wさんは、公道を歩行していたところ、Wさんから見て右側の脇道から左折してきた普通乗用自動車に衝突される事故に遭いました。
Wさんは、事故翌日に受診した整形外科で、左手関節捻挫等の診断を受けました。その後、整形外科に10カ月間に渡って通院し、ほぼ完治しました。
弁護士の関わり
治療終了し、相手損保から賠償金の提示を受けた後、ご依頼いただきました。
ご依頼後、すぐに示談交渉を開始しました。ご依頼から1カ月ほどで、慰謝料金額を約27万円増額させた金額で和解することができました。
所感
Wさんのケースでは、弁護士介入前に提示されていた賠償案は、かかった治療費と慰謝料金額合わせてちょうど120万円、というものでした。
この120万円、というのは、いわゆる自賠責保険金の、後遺障害が認定されなかった場合の上限金額のことです。
任意保険会社からすれば、自賠責保険の範囲内の金額で示談することができれば、自社の懐が痛まないので、自賠責の範囲内の金額で示談しようとします。
ただ、これはあくまで損保側の都合にすぎず、被害者側には関係のない話です。
弁護士介入となった場合には、自賠責の上限金額は何ら関係なく、あくまで裁判所の基準に基づいて賠償請求を行っていきます。
事故に遭われてお怪我をされ、相手損保から賠償金の提示を受けた方は、示談してしまう前に、当事務所にご相談ください。