当事務所の解決事例

2023.03.08

【No.191】完治した40代兼業主婦の女性について、賠償金58万円の獲得に成功した事例

相談者:女性Fさん
職業:兼業主婦
傷害の内容:外傷性頚椎症

項目 獲得金額
治療費 120,000円
入通院慰謝料 510,000円
休業損害 150,000円
過失相殺(-10%) -78,000円
合計 702,000円

 

背景

40代兼業主婦の女性Fさんは、普通乗用自動車を運転して、駐車場内の駐車区画に自車をバックで停車させようとしていたところ、駐車区画からバックして通路に出てきた別の普通乗用自動車に衝突される事故に遭いました。衝突箇所は、Fさん車両の右側面と、相手方車両の後部でした。

Fさんは、事故翌日に受診した整形外科で外傷性頚椎症の診断を受け、その後、その整形外科に約3カ月弱に渡って通院し、完治しました。

弁護士の関わり

事故の約2週間後にご依頼いただきました。

ご依頼後、しばらく通院いただき、完治されたということで賠償交渉を開始しました。

示談交渉段階における相手方損保の回答は、既払い金を除き42万円余りを支払う、というものでした。

Fさんと検討し、交通事故紛争処理センターへの申立をおこなうこととしました。

申立の結果、既払い金を除き、相手方からFさんに約58万円を支払うべき旨のあっせん案が示され、そのあっせん案でもって和解となりました。

所感

Fさんのケースでは、幸いにして後遺症も残らず、比較的短期間で完治しました。

通院が2~3カ月程度の短期間で終了した場合には、賠償金額は100万円に届かないことが多いですが、それでも、弁護士費用特約が使えれば、交通事故紛争処理センター申立、及び訴訟等の手続を駆使し、最大限の賠償金額を目指していくことが可能です。

交通事故に遭われてお怪我をされた方は、例え通院期間がそれほど長期に渡っていなくても、是非、当事務所にご相談ください。