当事務所の解決事例

2025.05.07

【No.300】完治した40代兼業主婦の女性について、賠償金159万円の獲得に成功した事例

相談者:女性Yさん
職業:兼業主婦
傷害の内容:頚椎捻挫等

項目 獲得金額
治療費 360,000円
入通院慰謝料 730,000円
休業損害 860,000円
合計 1,950,000円

 

背景

40代兼業主婦の女性Yさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行していました。Yさんの車両が渋滞に差し掛かったことから自車を停車させたところ、後方から走行してきた普通乗用自動車に衝突される、という事故に遭いました。

Yさんは、事故の翌日に受診した整形外科クリニックで、頚椎捻挫等の診断を受けました。その後、Yさんは、整形外科と接骨院に約5カ月に渡って通院し、完治しました。

弁護士の関わり

事故の約1カ月ほど後の段階でご依頼いただきました。

治療を終えられたということで示談交渉を開始したところ、休業損害についてこちらの予想を上回る想いの外高額な提示を受けられたので、示談で進める方向とし、示談しました。

所感

Yさんのケースでは、兼業主婦として、主婦としての休業損害を請求しました。

この点、むち打ちや打撲等の他覚所見の無い怪我の場合、最高裁判例に照らしても、支払を受けられる休業損害は、長くとも3カ月分くらいとなるのが通常です。

女性の平均賃金を基礎に、3カ月間家事に半分の支障があったことを前提とすると、主婦休損の額は49万円程度となります。

Yさんのケースでは、示談案において主婦休損として約86万円の計上が得られていたので、示談で進める方向としました。

事故に遭われ、怪我をされた兼業主婦の方は、当事務所にご相談ください。