当事務所の解決事例

2021.06.16

【No.126】後遺障害非該当の30代会社員の女性について、賠償金52万円の増額に成功した事例

相談者:女性Sさん
職業:会社員
傷害の内容:頭部打撲、頸椎捻挫等

項目名 依頼前 依頼後
治療費 650,000円 650,000円
通院費 5,000円 5,000円
入通院慰謝料 270,000円 790,000円
休業損害 100,000円 100,000円
後遺障害診断書料 5,000円 5,000円
治療費立替金 30,000円 30,000円
合計 1,060,000円 1,580,000円

 

背景

30代会社員の女性Sさんは、四輪車を運転して、反対車線の店舗に入ろうと右折待ちで停車していたところ、Sさんの後方から直進走行してきた四輪車に衝突される事故に遭いました。

Sさんは、頭部打撲、頸椎捻挫等の怪我を負い、整形外科、脳神経内科、整骨院に約6カ月半通院し、症状固定となりました。

弁護士の関わり

後遺障害申請の結果が非該当となり、相手損保から示談の提案があった時点でご依頼いただきました。

まずは、当事務所を通じて、後遺障害認定結果に対する異議申立をおこないましたが、残念ながら、結果は非該当でした。

非該当を前提に、示談交渉を進めました。

Sさんご本人と打ち合わせをおこない、示談交渉の枠内での解決を希望されたことから、示談交渉で到達できた上限金額をもって示談となりました。

所感

Sさんのケースでは、後遺障害認定結果は残念ながら非該当でした。

後遺障害の結果が残念ながら弁護士介入の前後で変わらなかったとしても、弁護士介入によって、入通院慰謝料や休業損害の金額が大きく増額することにより、賠償金額そのものは大きく増額する場合が多いです。

Sさんのケースでも、後遺障害の結果は残念ながら非該当でしたが、弁護士介入によって、賠償金額の手取りは約3倍となりました。

交通事故の被害に遭われ、お怪我をされた、という方は、是非一度、当事務所にご相談ください。